さば西京焼き

さばの特徴と美味しい調理法

魚の「さば」とは漢字で「鯖」と表記し、スーパーや魚店、市場などで多く流通されていてわたしたちの食生活にもっとも馴染み深い魚です。

それでは、わたしたちの食生活に身近な魚であるさばの特徴について詳しくご説明しましょう。

さばの種類はマサバ・ニジョウサバなどの種類がありますが、もっとも市場に多く流通されているのはマサバです。

サバの名の由来は、小さな歯が多くて「小さい」を意味する「サ」と「歯」が合わさっています。サバの調理法は煮魚や焼き魚、刺身やお寿司など実に多彩です。

他の魚と比較すると酸化しやすくて鮮度が落ちやすい傾向にあります。サバ特有のそのような欠点を補うためにも、西京焼きとして調理されることもよくあります。

さば西京焼きは他の魚とはまた違った深い味わいと風味があります。もともとさばは年間を通して漁獲量が多く、スーパーや魚屋でも数多く販売されています。

そのため、金目鯛や銀ダラなどの食材と比較しても安い価格で入手できます。

さばの西京焼きの作り方

それでは、さばの西京焼きの作り方についてご紹介しましょう。用意する材料はさばと西京味噌です。

さばを三枚おろしにして軽く塩をふり、10分程度そのままにしておきます。時間の経過とともに魚の表面に水分が出てきたらキッチンペーパーで拭き取ります。

次に、味噌床 (漬床) を作ります。50gの西京味噌に対してみりん小さじ1杯と酒小さじ1杯を入れて薄く伸ばしていきます。

これで、味噌床の出来上がりです。透明なジップ付き袋に味噌床を入れて混ぜ合わせてからさばを入れて、冷蔵庫に入れて5~6時間程度漬け込みます。

時間が経過したら袋に入れたさばをいったん取り出し、味噌床の成分を水で軽く洗い流します。

洗った後は丁寧に水分を拭き取りましょう。グリルにアルミホイルを敷いて中火で8分程度焼きます。電子レンジやオーブンにグリル機能があればこれを活用しても良いでしょう。

サバの西京焼きが出来上がったら器に盛り、お好みでしょうが・大根おろしをトッピングしても良いでしょう。